塗料について

家の塗装を行うに当たって最も大切なこと。それは塗料の知識です。
建築塗料、工業用塗料、重防食塗料、航空機、船舶、車両等々、塗料にはたくさん種類があります。
工業用塗料を住宅塗装に使ってはいけないといった決まりはありません。適材適所、使い分けるべきです。
メーカーがカタログの裏に書いてある組み合わせをそのまま行わないケースも多々あります。

塗装の基本工程は3工程。下塗り、中塗り、上塗りとなります。(中塗りと上塗りを合わせて上塗り2回とする場合もあります) どこの業者さんも掲載していますが、ここは当社も同じ。塗装前の下地処理工事が最も大切です。
その次に下塗り塗料に何を使うか。 順番を付けるなら1番が下地処理。1番とほぼ同じくらい大切な2番が下塗り塗料の選定です。

下地処理と下塗り塗装が上塗り塗料の性能を最大限に引き出すといっても過言ではありません。
さらに下塗り塗料と上塗り塗料の組み合わせも大事です。
上塗り塗料は最後の最後。(メーカーも上塗り塗料の性能ばかり歌うのではなく、もっと品質の高い下塗り塗料を出すべきです)
ここまでは当たり前の話です。インターネットで調べれば身に付く知識です。

それでは「今塗り替えが必要かどうか」を判断できますか?
選択肢は「塗装」でしかありませんか?

まずは「塗装の限界」を知ってください。塗装によって屋根瓦や外壁材の強度が上がることはありません。(例外を除いて)
当社はたくさんの曝露試験を重ねてきました。実際のお客様のお家をサンプルにさせていただいて。
何百件と試行錯誤を繰り返してようやく導き出した答え。それが「塗料の限界を知る」です。
そして何より1回目の塗装が一番大切です。覚えておいてください。

コストを考えると塗装の方が安い。早めに適切なメンテナンスをし続ければ葺き替え、張り替えよりもローコストで建物を維持することができますが、そのタイミングや使う塗料を誤れば逆にコストアップになります。
当社の強みはこの知識です。
まあ大げさに言いすぎましたが、殆どのお家の塗り替えはそんなに難しくない。一般的な知識だけで十分に対応できるでしょう。

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